こんにちは。
金のハコ ブログのkinkinです。
先日、おばあちゃんの体調が急変し、救急車を呼ぶという緊急事態に直面しました。
我が家の愛犬きんたんは 普段から人見知りで怖がりの柴犬さん。
特に男の人が苦手なのと救急車のサイレンも苦手!
救急隊員の方々が到着するまでの間、きんたんの安全確保に大変苦労しました。
( ´Д`)y━・~~
今回は、この時の体験談を交えながら、緊急時におけるペットの安全確保と飼い主の心得についてまとめました。
救急車を呼んだ際の体験談
普段とは違うただならぬ雰囲気・・・。
早朝から部屋で倒れていたおばあちゃん。
初めのうちは意識もあったので 様子を見ていましたが 容体が急変したため 救急車を呼ぶことにしました。
・慌てながら119番に電話をし、救急車が来るまでの間 普段の5倍速で準備!
・担架が通れるように玄関からおばあちゃんの部屋まで動線を確保。
・干しかけの洗濯物を数秒で干し、我が家の柴犬 きんたんをケージへ誘導!
※きんたんは いつもおやつやチーズで誘導されてケージへ素直に入ります。これだけは普段から本当に助かってます。
ケージになかなか入ってくれないと、困りますよね。
119番には「心臓の持病持ちで痛みあり」と伝えたこともあり、過去最速で救急車が到着!
(今まで自宅で高齢者3人を介護してきた私kinkinは、急病時の対応経験ありなので 今回もスムーズに対応できました。)
救急車到着後
きんたんは、ただならぬ状況でパニックに。
私が慌てる様子や救急車のサイレンの音に動揺し、普段は大人しいにも関わらず、ケージ内で激しく吠え続け、ジャンプして飛び出そうとする始末。
今回は 救急隊員が以前よりも多い6人位で対応してくれたのが、きんたんには 恐怖を与えてしまったらしく、パニック状態!
救急隊員におばあちゃんの状態を伝えなくてはいけないのに きんたん、興奮してケージを飛び越えそう!
((((;゚Д゚)))))))きんた〜ん!
本当は、ジャンプして飛び出すこともできるきんたん。
仕方なく、ケージに蓋をしました。
ケージに蓋をされるのが、苦手なきんたん。
ゴメンな(´;ω;`)
心を鬼にして施錠!
ふと、きんたんを見るとかわいそうに小刻みに震えていました。
本当は、抱っこして、なだめてあげたいけど ここはガマン!
(>_<)
おばあちゃんの部屋で救急隊員の方に状態の説明をしなくてはいけないので おばあちゃんの部屋がある2階から「きんたん〜大丈夫だよ〜!」と声をかけ続けました。
その間も、キャンキャン吠えて怯えていたので大変でした。
( ´Д`)y━・~~
きんたんが使用しているケージはこちら↓
専用の蓋はこちら↓
蓋はぜひ、あった方がいいです。
蓋を閉めて怯えてる場合は、ケージの上に毛布とかかけると落ち着きます。
救急搬送時、救世主登場!
そして 救急搬送開始。
必要書類を持って救急車へと向かうところで 我が家のお兄ちゃん登場!
お兄ちゃんは「すぐに車で追いかける!」って言ってくれたけど、きんたんが心配だったので「 少しきんたんを落ち着かせてからお願いね〜。」と言葉を残して慌てて救急車に乗り込みました。
病院に着いてしばらくしてから お兄ちゃんから電話で「これから病院へ向かいます。」と連絡がありました。
私が家を出てから お兄ちゃんが しばらくきんたんを抱っこしてくれていたとのことで安心しました。
(*´∀`)
そして、通常の外出時のように家を出たそうです。
今回は、出かける前に他の家族がいたので、スムーズに出発できましたが、私ひとりだったらと思うと きっとすごく焦りました。
高齢者を救急車にお願いする経験が 今まで何度かあったので 少し心に余裕がありましたが、これが初めてで、しかも犬が大騒ぎで、ケージから脱出したりなんて事があったら 大変ですよ〜。
( ̄Д ̄)ノ
飛び出して噛み付く心配もあるし、開けっぱなしの玄関から出てしまうかもしれないし 考えるだけでも恐ろしいです。
柴犬がパニックになることを理解しておく
柴犬は警戒心が強く、見慣れない人や音、場所に敏感に反応します!※個体差があります!
柴犬がパニックになると、以下のような行動が見られることがあります。
- 吠え続ける、噛み付く:警戒心から、威嚇のために吠えたり噛み付いたりすることがあります。
- 逃げ出す、走り回る:恐怖や興奮から、逃げ出したり走り回ったりすることがあります。
- 震える、失禁する:極度の緊張や恐怖から、震えたり失禁したりすることがあります。
- 呼吸が速くなる、よだれを垂らす:自律神経が乱れ、呼吸が速くなったりよだれを垂らしたりすることがあります。
パニック状態になると、柴犬は普段の冷静さを失い、本能的な行動がむき出しになります。
そのため、飼い主の制止を聞かずに暴れたり、普段は友好的な相手にも攻撃的になったりすることがあります。
以前に 何度か噛まれましたが、その時もパニック状態になった時でした。
(−_−;)
自分が噛まれないためにも、愛犬がパニックにならないためにも、パニック状態が回避できるように対策をしましょう。
次では、救急の際の体験談を交えながら、緊急時におけるペットの安全確保と飼い主の心得についてまとめました。
(・Д・)ノ
1. 緊急事態に備えた準備
普段からケージやクレートを生活の一部にしておくこと!
- ケージやクレートの活用:
- 愛犬にとって安心できる空間となるケージやクレートに慣れさせておくことが重要です。
- 我が家では、普段からケージをきんたんのハウスとして活用し、中は安心して過ごせるようにしてあります。
- 緊急時には、愛犬をスムーズにケージに入れることができるように、日頃から練習しておくことが大切です。
- 緊急連絡先のリスト作成:
- 万が一、飼い主が緊急入院した場合に備え、ペットの世話を頼める友人や親族、ペットシッターなどの連絡先をリストアップしておきましょう!
- ペットの健康状態や性格、かかりつけの動物病院などの情報もまとめておくと、預ける際に役立ちます。
- ペット用防災グッズの準備:
- 非常時持ち出し用として、ペットフードや水、薬、リード、首輪、ペットシーツ、タオルなどをまとめておきましょう。
- 愛犬の性格や健康状態に合わせて、必要なものを追加してください。
災害時にも役立つので 準備はしておいた方がいいですね。
何も準備していなかった場合、愛犬は 取り残されて家にひとりぼっちになってしまいます。
それだけは回避したいです。
( ̄Д ̄)ノ
2. 緊急時の愛犬の安全確保
緊急時は、自分もパニックになるので ご家庭でも緊急時を想定した シュミレーションや事前の訓練をやっておくのもおすすめです。
まずは落ち着いて:
- 緊急時こそ、飼い主が落ち着いて行動することが大切です。
- 愛犬は飼い主の感情に敏感に反応するため、飼い主がパニックになると、愛犬も不安になってしまいます。
- 深呼吸をして、落ち着いて愛犬に声をかけながら、ケージやクレートに誘導しましょう。
ケージやクレートへ:
- 愛犬をケージやクレートに入れ、扉をしっかりと閉めます。
- 我が家の愛犬のように、ケージ内で興奮してしまう場合は、毛布をかけたり、お気に入りのおもちゃを与えたりして、落ち着かせましょう。
救急隊員への情報提供:
- 救急隊員に、愛犬の性格や、注意事項などを伝えましょう。
- 愛犬が人見知りであることや、特定の音に敏感であることなどを伝えておくと、救急隊員も配慮しやすくなります。
愛犬が心配しないように 心がけましょう。
ワンちゃんの心は とってもデリケートなんです。
3. 飼い主の心得
目につく所などに 緊急時のマニュアルをメモ書きでもいいので 書いておきましょう!
緊急時の慌てた時、自分も家族もそのメモを見て スムーズに行動できます。
日頃からのトレーニング:
- ケージやクレートに入る練習や、飼い主の指示に従うトレーニングを日頃から行っておくことが大切です。
- トレーニングを通して、愛犬との信頼関係を築いておくことで、緊急時にも落ち着いて対応できます。
ペット保険の加入:
- 万が一の事故や病気に備えて、ペット保険に加入しておくことをおすすめします。
- ペット保険に加入していれば、高額な治療費の負担を軽減することができます。
慌てると 冷静な判断ができないものです。
事前の準備って、本当に大切です!
4. さいごに
いかがでしたでしょうか。
緊急時は、飼い主自身も動揺してしまうものですが、愛犬の安全を確保するためには、まず落ち着いて行動することが大切です。
日頃から、ケージやクレートに慣れさせたり、緊急連絡先をリストアップしておいたりするなど、万全の準備をしておくことが、愛犬を守るために繋がります。
救急車を呼んだ方がいいのかどうか 迷ったらココ↑
救急車を呼ぶ前に、本当に救急車が必要か考えてみましょう!
現在、自治体によっては 本当に救急車の要請が必要なのか、必要ではなかった際は 使用料を取られる場合などがあります。
迷った時は#7119に電話をしてみましょう。対応を教えてくれます。
また、本当に救急車が必要なときは「すぐに救急車を呼んでください!」と言われます。
以前、おじいちゃんの時は 救急車を呼ぶ程なのか悩んで、日中だったこともあり、とりあえず自家用車で病院に連れて行ったことがありました。
その時は、「こんな時は、救急車を呼んでもいいんですよ。」と病院で言われました。
救急車の中で処置をしてくれることもあるので つらそうな時は「#7119」に相談ですね!
今回の体験が、皆様の愛犬との生活に少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきまして ありがとうございました。
今回、救急で搬送していただいたおかげで、おばあちゃんは一命を取り留めました。
以前から緊急時の時の為に 事前に準備をしていたので スムーズに動く事ができました。ぜひ、この機会に 家族で話し合ったり事前準備をしておくことをお勧めします。
※こちらの記事は、柴犬を飼育した経験からの、個人的な体験と意見です。
参考程度にしていただければ幸いです。
またね〜٩( ‘ω’ )و