こんにちは〜。
金のハコブログの kinkinです。
前回の記事では、夜散歩中にきんたんが落ちていた衣類を「獲物だ!」とくわえ、20分近くにらみ合いをしたお話を書きました。
今回は その続編として、「拾い食い対策」についてです。
我が家で失敗したNG行動と、少しずつですが うまくいったOK行動をまとめてお話ししま〜す。
拾い食い、子犬の頃は 苦戦しました〜。
( ´Д`)y━・~~
1. 柴犬の拾い食い、なぜやめられない?
お散歩道、けっこう いろいろ落ちているんですよね〜。
柴犬は もともと狩猟犬として飼われていたので、落ちているもの=獲物、と本能が働いてしまうのです。
食べ物だけでなく、靴、ティッシュ、衣類、木の枝…とにかく「見つけたらくわえる!」。これ、本能なんですよ。
(・Д・)ノ
特に、道端でフワフワ飛んでいるティッシュ、カサカサと風で動く木の葉、動いているものを追いかけていくので、リードを引っ張られて大変なんてことも。

そして、捕えると「これはボクの獲物だ!」と守ろうとする。
この執着心が、拾い食いの大きな壁なんですよね。
6歳にもなったら、そろそろ落ちているものが、「自分とは関係ないもの」って思って欲しいです。
でも、(・Д・)ノ
過去に、落ちていて確認したことのあるもので「自分の好きではないもの」と認識したものは二度と拾おうとはしないんです。
賢い!何でもわかってやっているくせに 気に入ったものだけすごい執着心。
人間の子供は、言葉を理解してくれるので「ダメっ」て言ったら ま〜、割とやらないけど、犬は 本能が先に来ちゃうから 困りますよね〜。
2. 我が家のNG行動(やってはいけなかったこと)
犬が道端に落ちているものを くわえようとしている時に、思わず「ダメッ!」って言って取ろうとすると、噛まれます!
拾い食い時の噛み癖で 学んだのは、人間都合は 犬には効かないということ。
( ´Д`)y━・~~
「それは 口に入れちゃダメだよ!」と言って無理に取り上げようとするから よく噛まれていました。

なので、拾い食いで噛まれないように 我が家では次のことをやめました。
すると、噛まれなくなったんです。
❌ 無理に口から取り上げる
→ 即座に「奪われる!」スイッチが入り、噛まれます。
これで何度も流血しました。
❌ 大声で「ダメ!」と叱る
→ 興奮がさらにエスカレートして逆効果。
きんたんは「取られるくらいなら守り抜く!」と逆に頑固になりました。
❌ おやつで交換しようとする
→ きんたんの場合は「おやつより獲物の方が価値が高い」と判断。
全然応じませんでした。
(。-_-。)
飼い主も、とにかく取り上げよう(誤飲が怖い)と思って 一生懸命やっていましたが、かえって信頼関係がなくなり、他のしつけもやりにくくなりました。

ここで飼い主の言うことが聞けないんだもん、他の場面でも「やだよー」ってなりますよね〜。
3. 我が家で効果があったOK行動
拾い食い対策で 取り上げることができない場合
拾い食いのターゲットをくわえてしまったら・・・。
✅ とにかく“待つ”
獲物から自ら離れるのを待つ。
時間はかかるけど、無理に取らないことが一番の安全策でした。
犬も、一番納得します。
( ˘ω˘ )
✅ リードで少しずつ距離を作る
通行人や車の音など、きんたんが気を取られた瞬間を狙って、一瞬でリードをキュッと引っ張る。これを何回か繰り返してでじわじわと獲物から離す。
✅ そもそも拾わせない工夫
・夜道では明るいライトを使い、飼い主が先に落ちているものをチェック
・道の端を避けて歩く(私が散歩の時は、道の端っこは歩かない)
・「拾いそうな場所」を事前に避ける。
✅無視をしてみる
お家などで、何かを獲物として守ってしまったら 飼い主は知らんぷり(無視)をしてみる。意外と効果ありです。早めに口から離すってことがあります。
※外では、犬が何か拾うと危険なものかもしれないので 大丈夫かどうか確認しましょうね。

そうはいっても、夜道の黒い落とし物は見落としがちです。
黒いサンダル、黒い何かのパーツ、黒い衣類(靴下、パンツ、Tシャツなど)先に拾われて大変でした。黒いものには注意です!
きんたんがくわえた危険なもの→第1位、電池!第2位 タバコの吸い殻!第3位 釘!
本当に怖かったです。これは必死に戦いました。
(−_−;)
✅ 普段から“信頼関係”を育てる
日常的に「取られない」という安心感を作る。
例えば、家でおもちゃ遊びのときに「交換して返す」を繰り返すことで、徐々に「奪われる」ではなく「返ってくる」と学んでいきました。

家の中での練習なら、ゆっくりと時間をかけて練習できるので犬も興奮しすぎないので 交換しやすいです。
4. それでも完璧には防げない
6歳になった今でも、きんたんは油断すると獲物スイッチが入ります。
ただ、昔のように噛みつくまで逆上することはほとんどなくなりました。
拾い食い対策は「一発で直す魔法」はなく、
飼い主が環境を整え、愛犬が少しずつ学んでいくものだと感じています。
噛み癖、拾い食いは少しずつ、日々の練習が必要でした。
まとめ
柴犬の拾い食い・獲物への執着は、飼い主にとって大きな悩みのひとつです。
でも、「叱らない」「奪わない」「待つ」が我が家の鉄則になってからは、噛まれるリスクも大幅に減り、きんたんも落ち着けるようになりました。

みなさんのワンちゃんはどうですか?
「絶対に渡さない!」モード、やっぱりありますよね。
(・Д・)ノ
ぜひ、待ってみる、または知らんぷりをするを試して見てください。
意外にワンちゃんが自分で確認して、学習したりします。
最後までお読みいただきまして ありがとうございました。
※こちらの記事は、柴犬きんたんとの経験、個人的な感想です。専門家ではないので 参考程度にしていただければ 幸いです。
またねー。(^_^)/